パナソニックは世界最高峰の技術により、ディープラーニング技術を活かした防犯カメラの顔認証システムをリリースしました。
最先端の顔認証システムによって様々なことが可能となり、アフターコロナにおける非接触技術導入促進にも大いに期待が持てるでしょう。
この記事では、パナソニック防犯カメラの顔認証システムの概要や活用例を紹介します。
パナソニック防犯カメラの顔認証システムとは
ここでは、パナソニックの防犯カメラに搭載された顔認証システムについて解説します。
顔認証システムとは?
パナソニックは、2018年8月に「FacePRO」という顔認証システムをリリースしました。
ディープラーニングの技術を活用し防犯カメラに写った顔の目や鼻、口など特徴点の位置や大きさ等を元に登録されている顔情報との照合を行うシステムのことです。
顔認証システムではなりすましが難しいためセキュリティ性能が高く、パスワードや鍵の紛失・流出の心配もありません。
顔認証は普段から人間が相手を判別するために用いている自然な認証方法であり、ユーザーの心理的負担が少ないとも言われています。
世界最高レベルの顔認証技術
パナソニックの顔認証は、世界最高レベルの技術を用いたシステムです。
長年に渡って培ってきた画像処理技術にディープラーニング技術を応用し、従来では難しかった顔の角度や経年変化、マスクやメガネの「部分隠微」などの変化にも対応できます。
入退室ゲートなどの場合は登録する顔画像が顔認証に適しているかを自動で確認し、不適切だった場合には再撮影を通知します。
また、駅や店舗などでの利用時にはどのような環境でも正確に認証作業ができるカメラの設置・調整力を発揮します。
既存の監視システムと統合運用可能
パナソニックの防犯カメラにおける顔認証システムは既存の監視システムと統合しての運用が可能です。
パナソニックなら顔認証システムと監視システムを同一の画面で統合管理でき、より効率的かつ利便性の高い運用体制を構築できます。
パナソニックがカメラやレコーダー、ソフトウェアを全て1社で開発していることが、こうした効率的な運用体制の実現につながっているといえるでしょう。
パナソニック防犯カメラの顔認証の活用例
ここでは、パナソニックの防犯カメラにおける顔認証システムの活用例を紹介します。
迷子探索のスムーズ化
ショッピングモールやイベント会場等における迷子探しの依頼に、パナソニックの防犯カメラの顔認証システムが役立ちます。
迷子探しの依頼人のスマートフォンに保存された写真と防犯カメラで録画された過去の監視映像の顔とを照合し、迅速的かつ効率的な迷子探索が可能になります。
また、監視センターに映し出されているリアルタイムの監視映像を警備員のタブレット等と共有することで、探索作業がスムーズになるでしょう。
さらに、監視カメラに写り込んだ瞬間に通知する機能を活用すれば、アラートが出た直前の映像から場所が特定可能です。
パナソニックの防犯カメラは子供が動いていても暗い場所でもカメラの自動調整機能によって顔認証が実施できるため、館内を網羅的に探索できます。
非接触技術の導入が進む
顔認証システムの導入によって、非接触技術の導入促進につながります。
顔認証システムでは指をかざす等の操作が不要であり、ただ顔をカメラにかざすだけで認証を進められます。
自動ドアと顔認証システムとを組み合わせることで全くドア等に触れずに入退室等が可能となるため、アフターコロナ時代においては重要な技術になるでしょう。
また店舗内で購入する商品を手に取るとセンサーが商品を検知し、退店と同時に決済が完了できる、いわゆる「レジレス型店舗」の導入においても、顔認証は重要な技術です。
非接触技術が進めば衛生面はもちろん、私たちの生活における利便性も向上するでしょう。
世界トップレベルのパナソニック、防犯カメラの顔認証システムを活用
世界でもトップクラスの技術を持つパナソニックは、最先端のディープラーニング技術を活かした防犯カメラによる顔認証システムをリリースしました。
防犯カメラの顔認証システムを活用することで私たちの生活における利便性は高まり、アフターコロナにおける非接触技術の導入も促進できるでしょう。