顧客サービス向上に監視カメラを活用|監視カメラ活用例を紹介します

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監視カメラを導入することでもちろん防犯体制を充実させることができますが、監視カメラに期待できる効果はそれだけではありません。
例えば、企業が監視カメラを活用することで、顧客サービス向上につなげることができるのです。
それでは、具体的にはどのように監視カメラを顧客サービス向上に役立てるのでしょうか。
ここでは、その具体例を5つ紹介します。

顧客サービス向上への監視カメラ活用例

顧客サービス向上には、以下のような場面で監視カメラがとても役立ちます。

・人数カウント
・顔認証
・マーケティングデータ取得
・動線分析
・映像配信

ここではそれぞれの活用法について解説します。

人数カウント

監視カメラには店舗・施設の人の入り具合やレジに並んだ人数などをカウントし、可視化する機能があります。
例えばレジ待ちの人数をリアルタイムで可視化し、待ち人数のリミットやアラートまでの時間などを設定することにより、スタッフが速やかにフォローできる体制を作り出せます。
また、飲食店で来訪者向けに混雑状況を配信などで伝えるようにすれば、分散による混雑緩和や閑散時の呼び込みにも役立つでしょう。
このように、監視カメラを使って人数カウントを可視化することで利用者のストレス緩和や顧客満足度アップに役立ちます。

顔認証

顔認証機能が搭載されている監視カメラを活用すれば、顧客に合わせたおもてなしに役立ちます。
例えば、ホテルにおいては監視カメラに常連客などの顔写真を前もってデータベースに登録しておく活用法が考えられます。
監視カメラの顔認証機能でVIPや常連客をいち早く認識することができれば、新人など経験・知識が無い従業員でも問題なく顧客に合わせたおもてなしができるでしょう。
また、顔写真の情報を登録すべきなのはVIPや常連だけではありません。
要注意人物の顔写真も事前登録しておくことで来訪時にいち早く対応できるようになり、他の顧客に迷惑が及ぶこともなくなります。

マーケティングデータ取得

監視カメラは、マーケティングデータの取得にも役立ちます。
飲食店などではPOSレジと呼ばれる顧客の人数などを記録するレジがありますが、監視カメラを活用することでより詳細な情報を残すことが可能です。
個人を特定することなく性別や年代などの属性情報、滞在時間や注文内容などを記録し、得られたデータをマーケティングに活かします。
また、商品を購入した人の情報はもちろん、購入しなかった人の情報も重要なマーケティングデータになります。
購入しなかった方の属性情報を分析することで、さらなるビジネスチャンスが得られることも十分に考えられるでしょう。

動線分析

動線分析も、監視カメラの活用例の1つです。
例えば来訪者の動線を可視化することで、販売促進したいアイテムをより適正な位置に配置できるようになります。
また、キャンペーン実施時に動線の記録を残して分析することで、今後の売り場づくりなどに活かすことができるでしょう。
レストランなどでは従業員の動線を可視化することで客席の配置検討材料にでき、そこから従業員がより効率的に動けるようになることで結果的に顧客サービスの向上が期待できます。
同様の効果は厨房内にも期待でき、動きやすい厨房内の配置にすることで料理提供の速度が高まり、結果として顧客サービス向上につながります。

映像配信

監視カメラで撮影した店舗などの映像をインターネットを通じて配信することでも、顧客サービス向上につながります。
例えば、幼稚園や老人ホームなどで施設内の様子を保護者が確認できるように配信することで、サービス利用への安心感を高めることができます。
保育園や幼稚園などで園内の映像を配信すれば、普段は孫と会うことができない祖父母へのサービス向上が図れるでしょう。
また、飲食店内の映像をリアルタイムで配信することで、顧客は混雑状況を確認できるため満員時などの来店を避けることができるでしょう。

監視カメラを顧客サービスに活かしましょう

監視カメラを導入することで、様々な面からの顧客サービス向上が期待できます。
また、動線分析やマーケティングデータの取得などに監視カメラを活用することで、顧客サービス向上はもちろんビジネスチャンスの拡大にもつなげられるでしょう。

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