従来の監視カメラでは成し得なかったことを可能にしてくれたのが、IP監視カメラシステムです。鮮明な映像はもちろんのこと、複雑な配線も不要なことから近年注目されています。ここではそんなIP監視カメラシステムについて、特徴やメリット・デメリットを解説しています。設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
万引きに強い!IP監視カメラシステムとは
万引きにも強いと言われている「IP監視カメラシステム」。現在の監視システムは従来のものとはさまざまな点が異なり、映像の質はもちろんのこと操作性や効率性もグンと向上しています。ここではそんな監視システムについて解説します。
IP監視カメラのメリット・デメリット
魅力満載のIP監視カメラシステムですが、メリットもあればデメリットもあります。ここではメリットだけでなくデメリットについても解説します。
メリット
IP監視カメラはネットワークを介しているので設置が簡単です。
従来の監視カメラのように多くのケーブルは不要になるので、配線にかかる費用が削減されます。
また、データが劣化しにくく、アナログカメラに比べ映像が鮮明に写るのが特徴です。
デメリット
近年はコストが下がってきていますが、まだ従来のカメラよりも高価になるのがデメリットです。
また設定や環境によって映像が若干遅れることがあるため、注意が必要になってきます。
IP監視カメラシステムを導入する際の注意点
非常に便利なIP監視カメラシステムですが、導入する際はいくつか注意しなければいけない点があります。安心安全に設置するためにも事前に確認しておきましょう。
データ容量
高解像度で録画するので、データ容量が大きくなることがあります。
長時間の撮影の際は、データを圧縮して保存できるようにしておくのが良いでしょう。
タイムラグ
IP監視カメラはタイムラグが起こることがあります。特に防犯カメラとして使用する場合は微妙な遅れも致命的になりますから、専用の回線として区別することをおすすめします。
ネットワーク知識
ネットワークを介しているので、ある程度のネットワーク知識が必要になります。特にセキュリティに関しては十分理解しておかなければ非常に危険です。定期的にパスワードを変更するなど措置を考えることも大切になります。
賢く効率的に撮影するならIP監視カメラシステムがおすすめ
IP監視カメラシステムは、従来の監視カメラとは異なりネットワークを介して映像配信するため、賢く効率的にデータを管理することができます。その半面、ネットワークについて熟知しておかなければ、不正アクセスの危険性があるなどセキュリティ面が心配です。IP監視カメラシステムは、使い方を十分理解していれば非常におすすめと言えるでしょう。